キーワード選定を間違えるとユーザーと出会えない

2022年12月12日

どんなに巨大なダイヤでも採掘されなければ価値は無い

どんなに巨大なダイヤでも採掘されて、発見されなければ価値はありません。ホームページもどんなに素晴らしいデザインのホームページを作成しても、発見してもらえなければ価値は全くありません。

ホームページはユーザーに発見してもらえなければホームページを作成した目的である、新規顧客の獲得は出来ません。ホームページは公開すればユーザーが集まる訳ではありません。ユーザーに発見してもらうためには、発見してもらうための工夫が必要です。

ホームページを公開してただ待っているのは、ダイヤが埋まっている山の前でただひたすら、ダイヤが出て来るのを待っているようなものです。ホームページを発見してもらう最も有効な方法は、ユーザーが検索するキーワードで検索結果の上位に表示されるようにすることです。

誰もいない山の中で移動販売車をオープンしても売れる訳がありません。商品を売るためには、人が多くいる市街地へ移動しないといけません。誰も検索していないキーワードで順位が1位になってもユーザーを獲得することは出来ません。最初は検索ボリュームの少ないキーワードでも良いので、確実に検索されているキーワードで上位を目指しましょう。

キーワードがマッチしていない状態は獲物のいない所に網を仕掛けているようなものです

漁師が魚を捕る時には魚群探知機を使って、どこに魚がいるか調べて漁場を決めます。ホームページもどこにユーザーがいるのかを見極めて、網を広げないと有効なユーザーを獲得することは出来ません。

ホームページを公開している企業やホームページ制作会社が勝手に思い込んでいるキーワードが全くユーザーが検索していないキーワードの状態を例えると、全く獲物のいない場所に網を仕掛けているようなものです。

どんなに手入れの行き届いた網を使っていても、どんなに高級な釣り竿を使っていても、魚のいない所で待っていても魚はかかりません。魚を捕まえるためには、魚がいる場所へ移動しないといけません。

ユーザーが検索しているキーワードが獲物のいる場所です。この獲物がいる場所を見つけ出すことがネット集客の第一歩です。

ユーザーが狙っているキーワードをどの程度検索しているかを調べるのに便利なツールは多くありますが、正確な情報を得るにはGoogleのキーワードプランナーを使って調べると良いでしょう。また、複合キーワードも見つけ出せると、幅広く集客出来るキーワードが分かります。サジェストキーワードはラッコキーワードで調べることが出来ます。どちらのツールも無料でキーワードを確認出来ます。

ユーザーが検索しているキーワードでコンテンツを作成する

ユーザーが検索しているキーワード(ユーザーがいる場所)が分かったら、そのキーワードでユーザーが求めている情報を記載します。ユーザーが検索するキーワードによって求めている情報は違います。例えば、服を探している場合、デザインでけを求めているユーザーもいるでしょう。そのようなユーザーには、色んな角度すら撮影した画像が必要です。キーワードを含めた文章はそんなに多くは必要ありません。

しかし、同じ服でもサイズや肌触りなどの質感を知りたいと思っているユーザーには、どの程度の身長や体格の人が着用した場合にどんな姿で見えるのかの説明や肌触りをどのように伝えるのかは難しい課題です。

さらに、縫製にも拘っている人には、他社の商品に比べてどんな部分の縫製に拘りがあるのかも記載する必要があります。

このように、一つの服で、同じキーワードで検索していても求める情報は人によって違うので、色んな人の要求に応えられるようにコンテンツを記載する必要があります。

自社の商品を求めているユーザーが検索するキーワードで何を知りたいと思っているのかを様々な角度から検討して、コンテンツを記載することで、メインキーワードと複合キーワードでも検索結果に表示されるようになり、ターゲットとしているユーザーと出会うことが可能になります。

ユーザーがいるキーワードを見つけてキーワードに合ったコンテンツを作成すれが新規顧客の獲得が可能

ユーザーがいるキーワードを見つけ出して、そのキーワードでユーザーが求めているコンテンツを理解して、ユーザーが納得できるコンテンツの作成が出来れば新規顧客の獲得が可能になります。

ユーザーを獲得したいキーワードはtitleやh1タグにも記載する必要がありますが、本文に丁寧な記載をすれば、テクニカルなSEOを行うよりも確実に検索結果の上位に表示されます。

ユーザーが検索しているキーワードは悩みや疑問や問題があって、その悩みや問題を解決したいと言う意図があって検索します。ひのユーザーの検索意図に合ったコンテンツの掲載がとても重要です。Googleなどの検索エンジンはユーザーの検索意図に合っているコンテンツを上位に表示するようにアルゴリズムの改善を常に行っていますので、検索意図を理解してコンテンツの掲載を行うことがSEOの効果を高めることになります。

ロングテールキーワードを狙おう

誰でも思い付くビッグキーワードは競合も多く、良質な記事を書いていてもなかなか上位に表示されない問題があります。さらに検索しているユーザーも解決したい問題が明確では無く、漠然としているので、検索ボリュームが大きくても集客したユーザーがコンバージョンに繋がる率は低く、あまりマーケティングには繋がりません。

これに対して、ロングテールキーワードは比較的上位表示がし易く、サイトを訪れたユーザーが解決したい問題が明確なので、ホームページのコンテンツで問題が解決したユーザーがお問合せや購入へ進む可能性が高いので、ユーザーのモチベーションの高いロングテールキーワードを狙うことはとても有効な施策です。

ロングテールキーワードを見つける方法

自社にとって有効なロングテールキーワードを見つけ出す方法は、サジェストキーワードツールを使って抽出されたキーワードの中で、ユーザーが明確に解決策を探しているキーワードから順番にコンテンツの作成を行います。

サジェストキーワードツールでは検索ボリュームが分かりませんが、複合キーワードの数が多い程検索ボリュームが小さく、ユーザーが解決したい問題が明確な傾向にあります。

サジェストキーワードの中から、出来るだけユーザーが切迫しているキーワードを見つけてコンテンツを掲載して、確実にコンバージョンに繋がるユーザーを獲得しましょう。

SEO対策

Posted by 清水 康次