WEB制作にはSEOコンサルも併用する
目次
新規顧客を獲得出来るWEB制作を行うことが必須
WEB制作会社に依頼してホームページを作成することは、新規顧客の獲得が大きな目的になりますが、WEB制作会社から納品された状態で、目的が達成されることはほとんどありません。WEB制作会社から納品されたサイトに新たなコンテンツの追加を続けて、ユーザーにとって価値のある情報の掲載を継続して続けないと、新規顧客の獲得が可能なサイトにはなりません。
また、WEB制作会社の中にはGoogleのウェブマスター向けガイドラインを熟知していない会社も多く、知識不足のためにガイドラインに違反するホームページを作成してしまうWEB制作会社もあります。
このような問題を避けるためには、本業がSEOコンサルタントの制作会社に依頼するか、WEB制作会社とは別に信頼できるSEOコンサルタントと契約して、WEB制作会社に対して正しい制作をするにチェックしてもらうのが良いでしょう。
ハウスメーカーとは別に建築士に設計を依頼するのと同じです
WEB制作会社に依頼するのとは別にSEOコンサルタントに依頼するのは、住宅を建てる時に、ハウスメーカーに依頼するのとは別に1級建築士に設計・監理を依頼するのと同じことです。
ハウスメーカーに丸投げで依頼すると、手抜き工事を行われても素人には全く分かりません。手抜き工事や質の悪い材料を作って家を作られると、長い年月が経過すると色んなところに不具合が生じます。このような問題を防ぐために、設計・監理を建築士に依頼して、正しい設計と建築の作業を定期的にチェックしてもらうのです。
WEB制作も自宅を建築するのと同じで、正しく設計されていなければ、納品後にどれだけ良質なコンテンツの更新を続けても全くアクセスの無いホームページになってしまいます。

WEB制作会社のミスが無いようにチェックする
WEB制作会社がGoogleのウェブマスター向けガイドラインを熟知していないと、Googleがスパム行為と判断するホームページが意図せずに制作されてしまうことがあります。
WEB制作会社のミスで最も多いのはh1タグの隠しテキストです。大見出しであるh1タグをソースに記載していながら、ブラウザでは見えないようにすることです。GoogleはGooglebotとユーザーに同じものを見せるように推奨しています。
h1タグを隠すことは、ホームページのデザイン上は、h1タグを表示せずに、ソースに記載されているh1タグに上位に表示したいキーワードを記載するものです。このような隠しテキストはGoogleのランキングを操作する目的のスパム行為と判断されます。
WEB制作会社にそのような意図は無く、デザインを優先するために、h1タグを表示させたく無いと考えて隠すこともありますが、デザインのためにGoogleからの検索流入を犠牲にすることは、ホームページ制作の最大の目的である新規顧客の獲得を放棄するもので、このようなWEB制作があってならないことです。
このようなことはホームページを依頼した企業には分からないことなので、SEOコンサルタントにチェックしてもらうことはとても有効なことです。
どんなキーワードで集客するのかの戦略立案
ホームページをどんなキーワードで集客するのかを決定することはWEBマーケティングではとても重要ですが、WEB制作会社の中には、キーワードで集客する意識も無く、集客で最も重要なタイトルタグに企業名だけを記載する制作会社もあります。
ホームページで集客するメインキーワードを決め、確実に検索結果の上位に表示するためのタグの内容を決め、ユーザーがどんな情報を求めているのかを考えて、ページに記載するコンテンツをどのような情報を記載するのかのアドバイスを受けることも重要です。
WEB制作を依頼する企業や制作会社が思い込んでいるキーワードは実際にはユーザーが検索していないキーワードだったり、検索されていてもとても検索数の少ないキーワードだったりすることもあります。
このようなキーワードを調査することもWEB制作会社ではほとんんど行われないことです。そもそもWEB制作会社は依頼主が満足するホームページを制作することが最優先課題で、ホームページを閲覧するユーザーが満足するかどうかは別問題なのです。
サブキーワードやサジェストキーワードで幅広く集客する
メインキーワード以外にサブキーワードも選定して、関連の高い別のキーワードからの集客も行います。サブキーワードはメインキーワードと同義でも表現が違うキーワードやメインキーワードととても近いキーワードです。
さらに、メインキーワードやサブキーワードの複合キーワードでの集客の設計も行って、関連キーワードから多様なユーザーを集客して、検索エンジンからの集客を最大化します。

新規店舗を開店すれば、集客のプロモーションを行うのは当然
リアルの店舗で、新規開業を行った場合、店舗を作って何もせずにお客様の来店を待っているお店はありません。近隣の家にチラシのポスティングを行ったり、コマーシャルを流したりして、集客のためにお金を使います。
ホームページも同様で、新規の店舗を開業すれば、集客のための何かをしないといけません。広告を利用するのも一つの方法ですが、ネット広告は広告の費用の支払いを止めてしまうと途端に効果が無くなります。
これに対してSEOはユーザーにとって良い情報。ユーザーが検索エンジンで探している情報を掲載することの支援を行うもので、ユーザーにとって最良のホームページ運営を行うことのアドバイスを行うもので、アドバイスに基づてい作成されたコンテンツはGoogleから評価されるのに時間がかかりますが、一度評価されると、長期間安定したアクセスを獲得してくれまます。
WEB制作の費用を抑えてSEOに費用を使う
WEB制作はリアルの店舗ほど巨額な投資にはなりませんが、リアル店舗は開業すれば、どれだけかのユーザーの来店は確実にあります。しかし、ホームページは公開しても全くユーザーが訪れないホームページはざらにあります。
これは、ホームページ制作が目的になっていて、その後の集客や新規顧客の獲得を目的にしていないからです。新規顧客の獲得を目的にするのであれば、ホームページそのものに大きなお金を使わず、検索エンジンからの集客にお金を使うのが合理的な判断です。
WEB制作は出来るだけ安価に出来る制作会社を選び、SEOコンサルタントにガイドライン違反の無いホームページになるようにチェックしてもらい、有効なキーワードで検索エンジンから集客できるようにアドバイスを求めながら運営を続けることがホームページ運営を成功させる大きな選択です。

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。
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