ホームページ制作の目的は広く商品や企業を認知してもらうこと

2022年10月22日

多くの人に見てもらえなければ目的は達成出来ない

ホームページ開設の目的

出典:平成29年度通信利用動向調査(企業編)

平成29年度の通信利用動向調査(企業編)では、ホームページ開設の目的の1位が「会社案内、人材募集」、2位が「商品や催物の紹介、宣伝」です。この結果から、企業はホームページを活用して、会社を知ってもらい、優秀な人材を採用したい、商品や催物を多くの人に知ってもらい販売力の強化に繋げビジネスに活用したいと考えているのが分かります。

実際にホームページが目的を達成出来ているかは疑問

ホームページの開設状況

出典:平成29年度通信利用動向調査(企業編)

全体の90%弱がホームページを開設して多くの企業がホームページの必要性を感じていますが、実際に「会社案内、人材募集」「商品や催物の紹介、宣伝」の目的を達成出来ている企業がどれだけあるのでしょうか?

「人材募集」や「商品の宣伝」によって事業を拡大したいとの目的は、多くの人に見てもらえなければ達成出来ません。「ホームページ アクセス 目安」で検索すると、一般的なホームページの月間アクセス数は100件程度と記載されていますが、一日に置き換えると3~4件程度です。

一日3~4件程度のホームページの場合、名刺交換した人からのDirectか企業名で検索した人がほとんどだと思います。Directや企業名で検索した人がほとんどだと、すでにその企業を知っている人しかアクセスしていないので、「人材募集」や「商品の宣伝」の目的は達成できません。

集客がOrganic Searchの場合は、一日3~4件程度のアクセスの場合、最も集客したいメインキーワードでは集客出来ず、webサイトを見てもらいたいユーザーを集客出来ていない可能性があり企業の経営に貢献しているとは言えません。

ホームページの役割は企業や商品を知らないユーザーに知ってもらうこと

ホームページの役割や目的は、企業や商品、サービスを知らないユーザーに見てもらうことで、見込み客を獲得し、最終的には販売や売上をアップさせることや、企業の活動を知ってもらい求人に繋げることです。ホームページは目的を達成するための手段として運営することが大切で、ホームページを作成して公開することが目的となってはいけません。

ホームページは営業マンの役割を担うものなので、新規顧客の獲得が出来なければ作成や運用のコストを掛け続けることは無駄でしかありません。

ホームページがこれまで企業や商品、サービスを知らなかった人の目に触れなければ目的は全く達成されず、より多くの人の目に触れて、企業や商品、サービスや高い技術や専門性を知ってもらわないと開設する意味はありません。

コロナ禍でリアルの営業が出来なくなりホームページの重要性は増した

コロナ禍で、見込み客先を訪問してリアルの営業が制限されたことで、ホームページを活用したマーケティングの重要性は大きく増しました。

しっかりしたホームページ運営で少しでも多いアクセスを獲得して、コンバージョンも得て、成果を上げることが出来れば中小企業にとっては大きな武器を手にすることになりまます。

目的を達成するために行うこと

目的

目的を達成するためにはキーワードを明確に設定して集客を行う

ホームページを作る目的である、会社や商品を知ってもらうためには、会社で働きたい人や商品を買いたいとか商品やサービスの情報を探している人にホームページを見てもらえなければ目的を達成出来ません。

ホームページ制作の時点で具体的で明確なキーワード設計をしておかないと見て欲しいユーザーに見てもらえなくなり、全く目的を達成出来ず、WEB集客は失敗します。キーワード設計が十分にされていないホームページを作成して公開を続けていても有効なユーザーを集めることが出来ないので、目的は達成出来ません。

ホームページでWEB集客に力を入れて商品や企業について幅広く認知してもらうためには、ユーザーが検索しているキーワードを明確に設定する必要があります。キーワード選定に当たっては、ユーザーが検索しているサジェストキーワードを調べたり、競合サイトの流入分析を行います。

ユーザーの疑問や質問に対する回答を掲載する

ホームページを見て欲しいユーザーがどんなキーワードで検索しているのかを調べて、そのキーワードでユーザーがどんな回答を求めているのかを明確に特定して、自社で出来る最良の回答を掲載することが重要です。

ユーザーの検索行動は実際の生活で感じる不満や疑問や悩みを解決するために行うものです。ページごとにターゲットキーワードを選定してタイトルにそのキーワードを含めて、自分自身がそのキーワードで検索した時にどんな回答が掲載されたページに辿り着ければ満足するのかを考えて説明を記載する必要があります。

ページに記載する内容には当然企業の強みや特徴も丁寧に記載しましょう。

そして、Googleはユーザーに向けて疑問や質問に対する最良の回答を検索結果の上位に表示しようと常にアルゴリズムの更新を行っています。すでに検索結果の上位に表示されているページと同じような内容では無く、自社のオリジナルな情報の掲載が重要です。

Googleから評価されることを優先して、タグを使った強調などのテクニックに走らず、ユーザーファーストに徹することがポイントです。

自社の商品やサービス、また仕事内容についてユーザーの様々な疑問や質問に対する回答を掲載することによって、関連する多様なキーワードで集客出来るようになり、ホームページを制作する目的が達成されます。

ホームページに記載されている内容によってその企業のお客様に対する姿勢を感じ取ることが出来ます。ホームページをテキストが少なくスタイリッシュなデザインのものにしたいと考える企業もありますが、ホームページの記載がお客様の些細な疑問に対しても丁寧な記載になっていれば、就職したりサービスを依頼しても丁寧に対応してもらえるだろうと感じることが出来ます。

ホームページでユーザーの疑問に対する回答を丁寧に記載しつ続けていると、真面目にお客様第一の運営をしていると信用を得ることが出来ます。

逆に、ホームページの記載がユーザーの知りたいと思うことがあまり記載されていないと、企業側の都合を押し付けられるのでは無いかと感じてしまうので、コンバージョンに繋がりにくくなり、目的も達成しにくくなります。スタイリッシュなホームページはユーザーが求めているものでは無く、企業側が発信したい情報の押し付けだと言うことを認識すべきで、ユーザーから好印象を持ってもらう効果が無いのです。

広告で集客しても目的は達成されるが・・・

SEOを行わずに広告で集客して、商品やサービスを知ってもらうことも出来ますが、広告は当然費用がかかり、広告の出稿を止めれば途端にアクセスが減少します。

また、広告で集客しても、ランディングページにユーザーにとって価値がありユーザーから信頼される情報が記載されていなければ、ユーザーは満足せず、お問合せやご注文を獲得することが出来ません。

ユーザーの疑問や質問に対する回答を記載すれば、コンテンツの公開を継続する限りアクセスを集め続けますが、広告は効果を維持するためには費用を払い続ける必要があります。

商材の粗利が大きいとか、一度商品を購入すればリピート率が高いなどの商材でないと広告で元を取るのは難しいので、企業によってはデメリットが多いこともあります。

広告を準備検討する場合は、クリック単価とコンバージョン率が1%程度と考えて、コンバージョン単価を理解した上で判断しましょう。

行った施策の効果の検証を行い次の施策を実施する

行った施策がどんな効果を発揮したのか検証して、次の施策に生かすようにして下さい。ただ、行った施策がGoogleの検索順位に反映するのには時間がかかるので、何が効果があったのかわからないことも多いと思います。

長いスパンで捉えて良くなっているのか悪くなっているのかを確認する程度でも良いでしょう。

まとめ

ホームページ制作を行う目的は、企業や商品、サービスを知らないユーザーに企業や商品、サービスを知ってもらい、資料請求やお問合せやご注文を獲得することです。

ホームページは営業マンの役割を担うものなので、営業成績の悪いホームページだとホームページ制作を行う目的を達成出来ません。

ホームページが優秀な営業マンになるには、ユーザーが検索している適切なキーワード選定を行い、キーワードを含んだタイトルを記載する必要があります。

さらに、自分自身がそのキーワードで検索した時に何を解決したいと思い、どんな回答が検索結果に表示されたら満足するかを考えてページの本文を記載します。丁寧なコンテンツの掲載を続けていると相談やお問合せがあるようになります。

良質なコンテンツの掲載を続けていると、コンテンツを読んだユーザーが自分の運営するブログなどからリンクを設置してくれるようになり、被リンクはリンク先のページへの人気投票のように評価され、さらにGoogleからの評価が高まり、掲載順位が上がり、さらに多くのユーザーの目に触れるようになり、さらに多くの被リンクを獲得出来るようになりさらに順位が上がると言う流れを繰り返すようになればホームページ経由の売上げも向上して行きます。このような流れが出来るまで頑張り続けることが大切です。

このようなサイクルになるのは簡単なことではありませんが、ユーザーファーストのコンテンツを掲載していれば自然発生リンクを得ることは出来ます。良質な自然発生リンクを獲得出来れば非常に大きなアクセスの向上になります。

Googleから評価されることよりも、利用するユーザーから支持されて評価されるサイト運営を徹底することが目的達成の近道です。