相続税のサイトのコンサルティングの予算が合わない

2025年11月2日

これまで、税理士のサイトとして運営をされていましたが、相続税のサイトに変更して、本格的に相続税の集客をしたいとお考えで、コンサルティングを依頼する先を探されていましたが、どこも費用が高く予算と合わないとご相談を頂きました。

銀行からある程度の受注を受けている

相続税のサイトを本格的に始めたいとのことでしたが、現状では、銀行経由である程度案件を受注していて、ホームページで獲得したい案件はそんなに多くないので、コンサルティングの費用が高いと、受注する案件の利益が飛んでしまうので、他のコンサルティング会社には依頼出来ないので、Find contentへご相談頂きました。

他のコンサルティング会社に依頼すると月額数十万円になることもありますが、Find contentは月額55,000円でサポートしていますので、ご予算とも合うので、ご依頼を受けました。

税理士のサイトを相続税のサイトへ変更したい

現在、税理士のサイトを運営されており、このサイトを相続税のサイトに変更したいとのご希望がありました。

相続税のサイトにする場合、サイトテーマが相続税で統一されず、税理士の一般的な業務内容と混在すると、Googleは何のサイトなのか理解出来ず、相続税では上位表示出来なくなります。

こちらからの提案としては、現在のサイトはそのまま残して、別に相続税のサイトを立ち上げるか、現在のサイトから税理士事務所の一般的な業務の記載をかなり削除して相続税に特化したサイトにするかどちらかだとご提案しました。

依頼者は、現在のサイトを気に入っていらっしゃって、現在のサイトイメージを残して、相続税のサイトに変更したいとの意向でしたので、その意向に沿って、サイトの修正を行うことにしました。

全ページ同じタイトルになっている

サイトの内容を確認すると、全ページ同じタイトルになっていました。

タイトルタグはSEOではとても重要なタグなのですが、タイトルタグはページ個別の情報を記載する必要があります。

全ページ同じになっていると、個別ページのコンテンツが適切に評価されず、サイト本来のパフォーマンスを発揮出来ません。

タイトルタグを個別ページのタイトルが反映されるように修正しました。

タイトルタグに税理士が5回も表示されている

Googleはキーワードを不自然なほど繰り返すことをキーワードの乱用として禁止しています。このタイトルは50文字程度ありましたが、50文字の中に税理士が5回も記載されているのは明らかにキーワードの乱用です。

タイトルタグの税理士の記載を減らして相続税の記載を追加しました。

詰め込み

無料ブログからのリンクがある

メインサイトの他に無料ブログを運営してメインサイトにリンクを設置することも良くあることです。

リンクを設置している人は何の疑問も無く、記事を記載してリンクを設置していますが、Googleはそのサイトへ向けて貼られたリンクをそのサイトへの人気投票のように評価してランキングを上昇させる強いアルゴリズムを持っています。

リンクはネット上の民主主義で、Googleが評価するリンクは自然発生リンクのみで、自作自演リンクに対してはペナルティを課すことがあります。

自作自演リンクでランキングを操作出来てしまうと、Googleのアルゴリズムが崩壊してしまうからです。

基本的に自分で設置するリンクであったり、お金を払って設置するSEO目的のリンクはペナルティの対象になると思っておくことが大切です。

無料ブログからのリンクは否認しました。

良質なリンクもありました

自作自演のネガティブなリンクもありますが、大手のメディアサイトで税金に関する執筆をされていて、そのサイトからのリンクがあり、このリンクは恐らくランキングには大きなプラス要因にななっているはずです。

執筆を依頼されると言うのは、その分野の専門家として認められたからで、そのサイトからのリンクはとても高く評価されます。

ネガティブなリンクと相殺出来ておつりが来る程かも知れません。

今後、自作自演リンクの否認が進めば、大きなアクセスアップが期待出来るサイトです。

タイトルに「相続税」を記載しただけで「地域名 相続税」で10位台に表示

まだ、サイトのメニューやコンテンツの修正は行っておらず、タイトルタグに「相続税」を追加しただけですが、「地域名 相続税」で10位台に表示されるようになったので、今後、相続税に合ったコンテンツを掲載したサイトに変更して、「相続税お役立ち情報」の掲載を続ければかなり有効なアクセスが期待出来ると思います。

これは、ドメインを取得してからの年数であるドメインエイジがかなり古くドメインパワーが強いのと、良質なリンクがあるからだと思います。

テクニカルSEOの重大な問題の少ない珍しい事例で、かなり可能性の高いサイトと思われますので、今後に期待です。

税理士のコンテンツと相続税のコンテンツを分離

元々、税理士のサイトとして運営されていたので、サイトテーマが「相続税」で統一されていない状態でしたので、税理士のコンテンツはサブドメインに移転して301リダイレクトを設定して、旧URLへのアクセスを新サイトへ転送するようにしました。

これにより、Googleからの評価も新サイトに引き継がれます。

相続税のサイトのページ数は大幅に減り、アクセス数も減少しましたが、これから専門性の高いコンテンツを掲載して、アクセスを増やして行きます。

集客を行う大前提はGoogleのスパムポリシー違反が無いこと

Googleは検索エンジンを欺く行為をしないようにスパムポリシーを公開しています。

検索エンジンを欺いて、検索順位を操作出来てしまうと、ユーザーにとって価値あるページが検索結果の上位に表示されて、不正を行ったサイトばかりが検索結果の上位を独占してしまうので、そのような行為を行っているサイトに対してGoogleはペナルティを課します。

ホームページ制作会社には、このスパムポリシーを十分に認識していない会社があります。これまでの経験からすると、かなりの制作会社がスパムポリシーを十分に理解していないと感じています。

スパムポリシー違反のホームページが納品されてしまうと、どれだけ良質なコンテンツを公開していても、Googleからの集客はほとんど出来なくなってしまいます。

ホームページ制作を依頼する場合は、制作会社がGoogleのスパムポリシーを十分に理解しているか確認しましょう。

ただ、依頼者もスパムポリシーについての知識が無いので、制作会社が「理解していますよ」と回答すれば、それを信じるしか無く、スパムポリシー違反のホームページが納品されても、それを正すことは出来ないので、業者選定はかなり難しいものになってしまいます。

弊社では、スパムポリシー違反をしない制作会社さんと提携しておりますので、良質なコンテンツの追加を行えば確実にアクセスが増えて行くホームページ制作を行っています。

相続

Posted by 清水 康次