SEOを行う時にはまず検索キーワードを調べる
目次
検索されいてないキーワードでコンテンツを作っても集客出来ない
SEOでGoogleから集客しようと考える場合、自社の独自な商品名や企業名で上位表示を目指すと、当然、企業名や商品名では上位に表示されますが、企業名や独自な商品名は、自社の企業名や商品名を知っているユーザーしか検索しないので、新規顧客の獲得と言う、ホームページ制作の最大の目的を達成出来ません。
また、ユーザーが検索するだろうと思っているキーワードでSEOを行っても、実際にそのキーワードが検索されているキーワードで無いと、SEOの効果は表れません。
実際に検索されているキーワードを調べる
実際にユーザーが検索していて、検索結果の上位に表示されれば集客が期待できるキーワードを調べます。まずは、メインキーワードを決定します。メインキーワードはキーワードプランナーで調査します。キーワードプランナーの「検索のボリュームと予測のデータを確認する」に検索ボリュームを調べたいキーワードを入れて調査します。
月間平均検索ボリュームが数値で表示されます。メインキーワードはある程度の検索ボリュームのあるキーワードを選定して良いと思いますが、新規ドメインの場合は、Googleからの評価が定着するまでの期間や、ページが追加されてサイトボリュームが大きくなるまでの期間などを考えると、月間検索ボリュームが10,000件以上のキーワードを選ぶと、なかなか効果が出ない可能性がありますので、最初は、検索ボリュームの小さいキーワードでSEOを行って、ある程度集客が出来るようになってから、検索ボリュームの大きいキーワードの変更すると良いでしょう。
下層ページのキーワードも選定する
メインキーワードはトップページで狙うキーワードになりますが、下層のページ(カテゴリーやブログ、コラムなど)で狙うキーワードも出来るだけ検索されているキーワードでコンテンツを記載します。
メインキーワードに関連して検索されているキーワードはサジェストキーワードで調べることが出来ます。このツールでは、検索ボリュームを調べることは出来ませんが、ユーザーが実際に検索しているキーワードの一覧が表示されます。
サイトで情報発信するためにどんなキーワードで検索しているユーザーに対してコンテンツを記載すれば良いのかを決めるのにサジェストキーワードを活用するのは、とても有効です。
メインキーワード以外でも関連性の高いキーワードのサジェストキーワードを取得して、多様なキーワードにヒットするようにコンテンツを記載することが、幅広く検索エンジンから集客することが可能になります。
キーワードを書き尽くしたらユーザー本位の情報発信を行う
サジェストキーワードでユーザーの疑問や質問に対する回答を記載し尽くしたら、キーワードにとらわれずに、ユーザーにとって良い情報の掲載を続けて行きましょう。
ユーザーにとって価値ある情報の掲載を続けていれば、狙っていないキーワードで思いもよらないキーワードでのアクセスがあるようになります。
このようなキーワードからの集客は、自社独自の集客である可能性があるので、大切にコンテンツを育てて行くようにしましょう。
集客しているキーワードはSearch consoleで調べる
実際に自社サイトがどんなキーワードで集客しているのかを調べる方法はSearch consoleの検索パフォーマンスで調べることが出来ます。
Search consoleの検索パフォーマンスでは、集客しているキーワードやそのキーワードでヒットしているページ。検索結果の表示回数や平均掲載順位やクリック数が分かります。
このデータを元に、どのキーワードの対策を強化するのかを決めてコンテンツの充実を図って、自社の商材と関連の高いキーワードの集客の強化を行って、有効なユーザーを集めるようにします。
効果的な集客が出来れば、ご注文やお問合せなどのコンバージョンに繋がり、ホームページ制作の目的である、新規顧客の獲得が可能になります。
過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。
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