税理士がWEB制作を行うメリットと集客の方法とは

2024年9月19日

税理士事務所のホームページ制作の最大の目的は新規顧客の獲得です。

2022年現在、税理士と顧問契約を検討する際に事務所のホームページを検索して概要や実績、強みといった情報を比較し検討するユーザーが増えているのと同時に、税理士などの士業でもホームページを開設する方が増えています。

ホームページは顧客に対し信頼感を与えたり、集客の手段として非常に有効なものの一つ。

今回の記事では特にまだ事務所のホームページを持っていない方や、既存のHPのリニューアルを考えている方に向け、税理士のホームページ制作を行う際のポイントについて解説してまいります。最後までご覧いただき、皆様の参考になれば幸いです。

確定申告

税理士がホームページ制作を行う目的とメリット

ホームページ制作は開業や起業によって自分の会社や事業を案内するためのツールや集客を目的として行われることが多くあります。

税理士がホームページを持った場合、「信頼性の獲得」と「集客」という効果が期待できます。

信頼性の獲得

個人や企業が税理士事務所や会計事務所を探す際、複数の事務所の中から比較、検討することになるかと思います。その際、ほとんどの人がそれぞれの事務所のホームページを検索して情報を閲覧し、事務所の概要や実績、特徴、理念などについて確認します。

総務省の調査によると日本の企業の約90%がホームページを開設しているという現状。この結果からも分かる通り、もしホームページを持っていない場合「今時ホームページも持っていないなんてこの税理士事務所は大丈夫?」という不信感にもつながり、選択の候補から外れてしまう可能性が高くなってしまいます。

ホームページという場を通して、これまでの実績やサービスの内容、料金などについてお客様に伝えたい情報を伝えられるのですから、税理士事務所にとってホームページは非常に重要なものと言えます。

そしてインターネット上で情報を公開することがその事務所の信頼性の獲得にもつながるのです。ちなみにこれは顧客との関係だけでなく事務所の求人をかけた際にも同様ですので、採用の面でも影響すると言えます。

集客

ユーザーの多くは税理士事務所を探す際、Google等の検索エンジンを使って検索を行います。そのため、ホームページがあることによってインターネットからの集客が期待できます。

検索した際に上位に自分の事務所が表示されれば、そこからサイトに流入して問合せや依頼につながる可能性は十分にあります。ホームページ制作は集客という面に対しても有効な手段なのです。

しかし、検索結果を上位に表示させるには、SEO(検索エンジン最適化)対策を行う必要があります。

SEOはマーケティングの知識やノウハウが必要となりますので、ホームページ制作をする際にはSEOを専門に扱う会社に相談や依頼をすることをおすすめします。

税理士のホームページ制作方法

ホームページを制作する方法には主に自分でホームページを作成するかホームページ制作会社に依頼をするという二通りがあります。

どちらの方法が自分に合っているのかを判断する材料として、以下にそれぞれの特徴を紹介してまいります。

自分でホームページを作成する 

最近はWebやシステム、プログラミングに関連した詳しい知識を持っていなくても、WordPress等のCMSを使って気軽にホームページ制作をサポートするツールが無料から有料まで幅広く提供されています。

デザインも豊富に用意されているものもありますので、そのようなものを導入して自分たちで行えば、費用も抑えて制作することが可能です。

ただし、ホームページ制作にある「集客」といった目的を達成するためには、ただHPを開設すれば良い訳ではなく、効果的なページデザイン(TOPページの画像の掲載やレイアウト等)、Webなどへの広告やSNSを活用したPR、コンテンツに対するSEOなど、さまざまなマーケティングの知識やノウハウも必要となります。

またその他にも、開設した後は情報の更新や運用する中で発生するトラブルにも対応しなければなりません。

意外と時間が取られる作業となりますので、本来の業務の片手間に行うのはかなり負担がかかることを覚悟しておいた方が良いでしょう。

ホームページ制作会社に依頼をする

自分たちで制作、運用、管理が難しい場合、ホームページ制作やマーケティングを専門に扱う会社というのもたくさん存在していますので、総合的にあるいは自分たちでは対応が難しい部分のみそのような業者に任せる、という選択もおすすめです。

自分たちで制作するよりもコストはかかってしまいますが、Web制作に関するすべてをコンサルティングしている会社に依頼をすれば企画の段階から提案をもらうことができますし、マーケティングに関する部分だけ相談しながら一緒にホームページ制作を行い運営していくということも可能です。

このような外部のWEB制作会社を利用する時はその会社の過去の事例や実績もよく確認し、自分たちの目的や希望に合っているか確認を行ってからホームページを依頼するようにしましょう。

得意な分野を明確にアピールする

会計ソフトが進化していて、税理士や会計事務所で行う企業の決算や税務申告の業務は将来無くなると言われている業界です。このような状況の中で、これまでと同様な業務範囲でホームページを公開しても有効なユーザーを獲得することは出来ず、将来も顧客を伸ばして安定した経営を続けて行くには、明確にターゲットを絞り、得意分野や注力している分野を強くアピールする必要があります。

事務所の強みに特化したホームページにすることで、ユーザーが悩んでいることを解決してくれる事務所だと判断できので、集客したいユーザーを集めることが出来ます。

企業の決算よりも複雑で、会計ソフトに置き換わりにくい、相続税の申告や事業承継のサポートなどに特化したホームページを開設するのも一つの方法です。ただ、相続や事業承継は人生の中で何度も経験するものでは無いので、リピートの獲得は難しく、常に新規顧客の獲得が出来ないと成り立ちません。

ただ、地域によっては相続や事業継承に特化している税理士事務所のホームページが無い地域もあるので、そのような無風地帯では相続税や事業承継に特化したホームページで詳細な情報を掲載すればかなりのお問合せを獲得出来る可能性があります。

また、税務申告と合わせて企業のコンサルティングを行うのも選択肢です。税理士は企業の財務状況を熟知しているので、企業のマーケティングにどの程度までなら投資出来るのかの判断も出来ますし、どの分野が伸びていて、どの分野の売上げや収益が悪化しているのかも分かるので、企業の進むべき方向のアドバイスや、今後益々重要度が増すと思われるWEBマーケティングのコンサルを行うなど、狭い分野でもコンサルティング能力を身に付けて企業の要望を満たすサポートをするなど、他の税理士事務所と差別化する情報を明確に打ち出す必要があります。

強みを明確に打ち出すことが出来ればサポートしたい顧客を獲得することが出来ます。強みに特化せず、当たり障りの無い情報しか掲載していなければ、他の税理士事務所と差別化出来ないので、お問合せを得ることが出来ないでしょう。

ユーザーの疑問や質問に対して丁寧な回答を掲載する

ユーザーが検索窓に入れるキーワードはユーザーの疑問や質問です。Googleは検索ユーザーの疑問や質問の検索意図に合っていて、専門性が高く信頼出来るページを検索結果の上位に表示します。

ユーザーの疑問や質問に対して丁寧で詳しい回答が掲載されていなければ検索結果の上位に表示することは出来ません。

また、Googleはページに書かれているテキストを元に検索順位を決定します。外部リンクや様々な要素を総合して順位を決定していますが、本文に記載されているコンテンツがかなり大きなランキング要因です。

Googleはロボットなので、人間のように記載されている情報から推測して理解することはありません。ホームページに掲載されている情報が全てなのです。ホームページに記載する情報はロボットにも理解出来るような丁寧で完全な説明が無いと評価されません。

税理士のSEOキーワード

SEO

税理士が集客するキーワードは「税理士 地域名」は勿論ですが、「税理士 地域名」で検索しているユーザーは具体的に解決したい問題が明確では無く、モチベーションが高いユーザーでは無い可能性があります。また、ユーザーが検索していないキーワードで検索結果の上位に表示出来ても新規顧客の獲得は出来ません。

SEOを行う上では、キーワード選定がとても重要です。漠然としたキーワードでは無く、ユーザーの解決したい問題が明確で、モチベーションの高いキーワードで集客することがポイントです。

新規顧客の獲得であれば、「税理士 相談」月間検索数3,600件や「税理士 無料相談」2,400件「税理士 相続 相談」170件などで見込み客との接点を作ることが重要です。「税理士 相談」にはどんな悩みがあるのかは分かりませんが、自分では解決出来ない問題を専門家に相談したいユーザーなので、相談に応じることで受注に繋がる可能性があります。

また、「税理士 確定申告」880件や「税理士 相続」590件、「税理士 個人事業主」590件、「税理士 個人向け」480件、「税理士 不動産」210件などが具体的に検索されているキーワードで、「税理士 個人事業主」や「税理士 個人向け」などは、開業して、まだ顧問税理士と契約していない人の検索キーワードだと思います。このようなキーワードで検索しているユーザーがいると言うことは、個人事業主が税理士さんに依頼しても受けてもらえないのでは無いかと思っているユーザーが相当数いると言うことで多くの税理士さんにとっては盲点なのでは無いかと思います。個人事業主や個人向けにも対応していると明示して、このキーワードでSEOを行い上位表示によって集客出来ると顧問契約に結び付く可能性が高いでしょう。

税理士が集客するユーザーのモチベーションの高いキーワードは他にも「インボイス 個人事業主」や「法人化 年収 目安」など多くあります。「インボイス 個人事業主」はインボイス制度が始まっても、新規開業する個人事業主にとっては重要な問題なので、このキーワードで相談を受ければ、顧問先として継続して受注出来る可能性が高いと思います。また、「法人化 年収 目安」で検索しているユーザーは確定申告を自分でしている人で、法人化するか迷っている人です。法人化する目安についてアドバイスを行い、法人化が決定すると、申告は個人の確定申告に比べると格段に複雑になりますので、顧問契約に繋がる可能性が高いと思います。さらに「現金主義 発生主義 切り替え」210件。で検索しているユーザーは極めて規模の小さい個人事業主なので、直ぐにユーザーとなって顧問契約出来ないかも知れませんが、地元の税理士として情報に触れたユーザーは本格的に税理士さんと契約する時の有力な選択肢になることが出来ます。どんなキーワードで集客して行くのか明確なキーワード戦略が必要です。

ある程度の規模になっている法人企業をターゲットにするよりも、まだ顧問契約していない個人事業主を徹底したターゲットにしてコンテンツを掲載することによって、将来、法人化して業務も拡大して行く可能性のある取引先を獲得するのが良い戦略だと思います。

モチベーションの高いロングテールキーワードのコンテンツを毎月継続的に更新して行くことも重要です。サイトテーマに合ったキーワードのページを多数掲載していると、税理士に関連する多様なキーワードで集客出来るようになります。

地域名を含まないキーワードでもユーザーのデバイスの位置情報により、近くの税理士事務所の中からキーワードにマッチしていて検索意図に合っているホームページが上位に表示されます。

ただ、SEOは良質なコンテンツが最も重要ですが、被リンクなどもランキングに影響を与える強い要素ですので、簡単ではありません。また、新規ドメインでホームページを開設する場合は、ドメインの評価が高まるまでは上位に表示されませんので、長期的な取り組みが必要です。

ターゲットが違うキーワードは別サイトにする

「相続税」と「個人事業主」はユーザーが全く違うので、1つのホームページにまとめて記載せずに、別のホームページを作成する方が集客しやすいホームページになります。

Googleはサイトテーマが統一された専門性の高いホームページを評価しますので、税理士の職務範囲であっても、全くターゲットが違うキーワードを一つにまとめない方が良い結果になります。

複数のサイトを公開する場合に注意したいのは、それぞれのサイトのサイドバーやフッターからリンクを設置してしまうと、Googleのリンクスパムの「さまざまなサイトのフッターやテンプレートに埋め込まれて広く配布されるリンク」に該当してしまいGoogleからの評価を落としてしまうので、サイドバーやフッターからはリンクを設置しないようにしましょう。

集客したいキーワードはタイトルに記載する

集客したいキーワードはタイトルに記載しましょう。タイトルのSEOの重要度は下がって来ていますが、それでも最大のSEO要素のタグです。

サイトタイトルは「○○税理士事務所」でも良いかも知れませんが地域名で確実にヒットさせたい場合には、地域名も合わせて記載しましょう。

個別のページには、例えば「個人事業主の依頼にも丁寧に対応いたします」など、どのようなサービスを提供しているのか端的に分かるように記載しましょう。例えばWordPressでホームページを作成された場合、個別ページのタイトルは「個人事業主の依頼にも丁寧に対応いたします|○○税理士事務所-△△市」のような記載になり、「個人事業主 税理士」のキーワードで検索結果にヒットするようになります。

本文にはユーザーの疑問や質問に対する回答を記載する

疑問

ご自身がGoogleで検索することを思い浮かべて見られると良いと思いますが、検索する時に検索窓に入れるキーワードはご自身が疑問に感じたことの回答を探して検索していると思います。そして、回答として十分では無いページの場合は、元に戻って別のページを見に行きます。

つまりページに記載する情報はそのキーワードでユーザーが感じている疑問に対する税理士事務所として出来る最良の回答を記載する必要があります。

ユーザーの疑問に対して丁寧で分かり易い記載をすれば、実際に依頼した時にも丁寧で分かり易いサポートをしてもらえると感じることが出来ます。

逆にあまりにも専門的で分かり難い記載の場合は、実際に依頼しても優しく丁寧な対応はしてもらえないと感じて依頼を見送るでしょう。

ホームページ制作を依頼される場合に、テキストは少な目でスタイリッシュなホームページにしたいと言われる方もありますが、疑問を解決したいユーザーにとっては、スタイリッシュなホームページよりも確実に自分の疑問や質問に回答してくれるホームページが嬉しいのです。

ユーザーが感じるのと同じようにGoogleも判断してユーザーにとって分かり易く丁寧な記載をしているページが検索順位の上位に表示されます。

ユーザーにとって価値あるコンテンツは定期的にコラムなどで追加するのが有効なアクセスの獲得には有効です。

コンテンツが少ないサイトは集客出来るキーワードが限られてしまい、コンバージョンが得られる程のアクセスを獲得出来ません。コラムを書いて情報発信を継続してサイトボリュームを大きくして行くことも大切です。

被リンクが増えることはとても重要ですが積極的な対策は危険

Googleからの評価を高め、検索順位を向上する上で、自分が管理していない外部のサイトからのリンクを増やすことはとても重要な施策です。

極端に言うと、あまり詳しく丁寧なコンテンツが無くても、良質な被リンクが多いサイトは上位に表示されます。一方で、被リンクが少なくコンテンツも充実していないとほとんど検索結果には表示されず有効なアクセスを獲得することは出来ません。

しかし、被リンクを獲得するために過剰に相互リンクを依頼したり、自動登録リンク集に登録したりするとランキングを操作する目的のリンクとGoogleに判断されてペナルティを受ける可能性があります。

基本的には被リンク対策は行わず、良質なコンテンツを読んだユーザーがリンクを設置してくれるのを待ちましょう。

ネガティブな要因を取り除く

Googleのガイドラインに記載されている、隠しテキストやキーワードの乱用などのネガティブな要因の無いサイト制作を行います。

また、ガイドラインには記載が無くてもランキングに悪影響のある大量の重複コンテンツや画像だけのページのようなコンテンツの無い低品質なページを生成しないようにします。

様々なサイトのアクセスを改善してきたノウハウを生かして、ランキングに悪影響が出る点を徹底して除外いたします。

実際にアクセスの改善を行っている税理士事務所のアクセスの推移

税理士事務所のアクセス数の改善

実際にアクセスの改善を行っている税理士事務所のホームページのGoogleからの流入数の推移です。本来Googleに対して送信すべきでは無い画像だけのページをインデックスする設定になっていたので、noindexにして、低品質なページを減らしました。さらにマーケティングを行っていたサイトがGoogleから自動ペナルティを受けている可能性があり、そのサイトからのリンクなど、この他にもランキングに悪影響のあるリンクがありましたので、リンク否認を行いました。Googleから評価の低いページのリライトやコンテンツの執筆も行っています。

リンク否認が成立するにはかなりの時間を要しますので、今も改善途上です。

税理士事務所がホームページ制作を行う場合は、税理士事務所のSEOにも詳しい会社に依頼しましょう。

まとめ

以上のように税理士事務所や税理士法人には大切な目的があり、集客に対して大きく影響を与えることになります。

また、制作の方法も自分たちの状況に合ったスタイルで選ぶことが可能ですので、よく検討いただいて”成果の出るホームページ制作”を行っていきましょう。ホームページはweb制作会社に依頼すれば自動的に集客出来る訳ではありません。

自然検索からの集客の基本はユーザーの疑問に対する回答をすでに上位のページとは違う切り口か、上位のページよりも詳しい回答を掲載することです。

SEOに強いサイトと言うのは、ユーザーが検索するキーワードに込められた疑問や質問に対して丁寧で詳細な記載をしているページを多く持っているサイトです。

ユーザーの検索行動は解決したい問題や疑問の回答を探して検索します。Googleはその疑問に対する最良の回答が掲載されているページを検索結果の上位に表示しようと毎日アルゴリズムの更新を行っています。Googleが上位に表示しているページがユーザーの疑問に対する回答として満足出来ないページばかりを並べるとGoogleのビジネスモデルは成り立たなくなります。

つまり、ユーザーの疑問に対して十分な回答が掲載されていないサイトは検索結果の上位に表示されないと言うことです。

Googleが公開している「検索エンジン用にサイトを最適化する(初心者向け)」には、

  • 完全な情報を提供する: 必要事項をすべて記載してください。Google がページ内容を推測することはありません。と掲載されています。

人間はページに掲載されている情報から「ここに記載されていることはこ言うことかな」と推測することが出来ますが、Googleはロボットなので、記載されているテキストだけで判断します。

ホームページに掲載する情報は、実際に営業してお客様と対面で話したり、質問された時の回答のような詳細に渡って掲載することが最も有効なSEOです。

ユーザーが検索するキーワードの検索意図はユーザーによって様々で、とても軽い疑問の解決をしたい場合もあれば、切実に解決したい問題があって、その解答を探している場合もあります。このような切実で切迫しているユーザーの疑問や質問に対する回答を掲載すると、検索結果の上位に表示されやすくなりますし、「これだけ詳しい会社なら依頼したい」となって、お問合せにも繋がり易いサイトになります。

SEOの本質はユーザーの疑問に対する丁寧な回答で、ホームページ制作ではGoogleのガイドラインに違反するようなネガティブ要因を排除することです。

サイトの内容が貧弱なのにタグの強調や被リンクによってランキングを操作しようとするとGoogleからペナルティを受けて壊滅的な状態になります。

当社はSEOを専門に行い、そのノウハウを生かしたwebサイトの制作も行っています。集客に有効なキーワードのご提案や最適化のご提案もいたします。ホームページを開設して確実な成果を上げたいとお考えの際にはぜひお気軽にご相談いただければ幸いです。