問題に直面しているキーワードは地域独占も可能
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集客は「相続 地域名」の一本足打法になりがち
相続専門の士業の事務所の場合、一番最初に思い浮かぶキーワードは「相続 地域名」だと思います。このキーワードで集客するのは当然のことで、狙うことは全く否定しませんし、「相続 地域名」で上位に表示出来るに越したことはありません。
しかし、1つのパイを全ての事務所が奪い合うキーワードはレッドオーシャンと言っても過言では無く、このキーワードでどうしても上位を狙わなくても良いのではないかと思っています。
そもそも「相続 地域名」で検索しているユーザーは、「相続が発生して、手続きが面倒だから専門家に依頼したい」と言った、とてもモチベーションの低いユーザーで、専門家であれば誰でも良く、選定する事務所に明確な基準も無く、選ばれるのは上位サイトの中から一定の割合で分け合うことになると思います。
このような「相続 地域名」の1キーワードのみに頼った集客をしていると、何かテクニカルな要因で、Googleから低評価を受けると、全くアクセスを獲得出来なくなり、お問合せや相談も皆無になってしまう可能性があります。
切実なキーワードは地域独占も可能

ホームページのターゲティングは「検索意図」で判断されます。
「検索意図」とは、キーワードをユーザーの疑問や質問と考えて、その解答としてユーザーが求めていることが「検索意図」です。Googleはユーザーの検索意図に対する最良の回答を検索順位の上位に表示しようとして、毎日アルゴリズムの更新をしています。つまり、検索結果の上位に表示するためにはキーワードに対する検索意図に合った情報を競合よりも詳しく記載することがとても有効なのです。
例えば「相続放棄」で検索しているユーザーは「相続放棄」がどのような制度なのか詳しく知っておらず。「相続放棄とはどんな制度?」とか「相続放棄するかしないかの判断はどうすれば良いの?」とか「負債などの相続人にとって都合の悪い財産だけ放棄出来るの?」とか、「相続放棄すれば、空き家の管理責任からも全て開放されるの?」とか「相続放棄したら借金は誰が払うの?」とか「相続放棄したら連帯保証人に迷惑がかかるのでは?」とか検索意図は様々です。
このような様々な疑問に対しては、1ページ1キーワードの原則に従って、1ページ1ページ疑問毎のページを作成する必要があります。一般的に相続のサイトでは、制度の説明が記載されていて、ユーザーが直面している切実な問題に対する回答が少ないと考えています。「相続 地域名」は地域の全ての事務所が狙うキーワードなので、レッドオーシャンに近いと思っていますが、ユーザーの切実なキーワードは比較的ブルーオーシャンなキーワードが多いと思っています。
「相続放棄」は大きいキーワードで、具体的に直面している問題が含まれないので、このキーワードで上位に表示するページは、「相続放棄」がどのような制度なのか、何が出来て何が出来ないのかを詳しく記載したページが検索意図に合ったページになりますので、制度に対する詳しい説明を記載したページが検索結果の上位に表示されます。
「相続 地域名」などのキーワードで検索している人は、大きな問題に直面していないので、ほぼ検索結果の上位に表示された事務所に無料相談しますが、切実な問題に直面しているユーザーはその疑問に対する回答を掲載していて、納得出来る情報が掲載されている事務所に相談します。
切実なキーワードの例としては「遺産分割協議 相続人 以外」「公正証書遺言 納得いかない」「相続放棄 空き家」「相続放棄 保証人」「遺産分割協議 応じない」「成年後見 親族 反対」「相続放棄 借地 解体費用」「相続 戸籍 集め方」「勝手に相続された」「相続 家賃収入」「相続 後から遺言書」「相続人 連子」「相続人 差押」「相続人 精神疾患」「相続人 胎児」「相続 前妻の子 後妻の財産」「相続 現金 隠す」「遺留分払わないとどうなる」「遺言執行者 辞退 その後」「前妻の子に相続させない方法」「死後認知 認められないケース」「相続 もめる」「相続 使い込み 泣き寝入り」「相続 嘘をつく」「相続放棄 借金 誰が払う」「相続放棄 賠償金」「電車 飛び込み 賠償金 相続放棄」 「相続放棄 間に合わない」など、これ以外にも非常に多くのキーワードで直面している問題を検索しています。
このようなユーザーが直面している切実な問題を1つ1つ拾い上げて回答を掲載することがモチベーションの高いユーザーの集客になると考えています。
もちろんこのようなユーザーに対するコンテンツは地域名を含まないキーワードなので、ユーザーは全国になってしまうので、効率が悪くなる可能性はありますが、地域別には、検索ボリュームの一定割合のユーザーと考えられるので地域の競合サイトでユーザーが直面している問題に対する回答が掲載されていなければ、その地域で、その問題の解決策を提示しているのは1つのサイトだけなので、そのキーワードのユーザーを独占出来ることと、良質なコンテンツでユーザーが納得出来ると、ブログなどで紹介されてリンクを獲得出来る可能性があります。
自然発生リンクはなかなか獲得することが出来ませんが、被リンクはそのサイトに対する人気投票のようにGoogleから評価され1件でもリンクを獲得出来るとランキングに大きなプラスになります。
このように濃厚なユーザーを集客する意味でも、良質なリンクを獲得してサイトの価値を高める上でも、ユーザーにとって切実な問題に対するコンテンツの掲載はとても有効な施策です。
「相続 地域名」では自然発生リンクの獲得は出来ない
多くの事務所が争奪戦を繰り広げる「相続 地域名」は先ほども書いたように、切実な問題には直面していないので、依頼者が運営しているブログからリンクを設置される可能性はほぼありません。
しかし、直面している切実な問題に対する回答が掲載されていると、リンクを設置してもらえる可能性があります。
自然発生リンクはサイトへの人気投票のように評価され、とても強いランキング要因です。切実な問題に対する回答を掲載することで、リンクを獲得出来ると「相続 地域名」での検索順位にも良い影響を与えます。
地域で相続の案件の受任を目指しているのなら、ユーザーが切実に悩んでいる問題に対する回答を掲載することで、競合の事務所が掲載していないキーワードは地域総取りできる可能性があるのと、リンクの獲得によって、「相続 地域名」の検索順位にも大きなプラス要素になるので、切実な問題に対するコンテンツは地域で勝ち抜く策としてはとても重要なのです。
悩みキーワードと地域名を組み合わせたコンテンツの作り方
相続に関する検索では、ユーザーが具体的な問題を抱えているケースが多くあります。
そのため、単に「相続」「相続税」といった大きなキーワードだけではなく、悩みキーワードと地域名を組み合わせた検索に対応するコンテンツを作ることが重要です。
例えば、以下のような検索が実際に行われています。
- 「相続 相談 〇〇市」
- 「相続放棄 手続き 〇〇県」
- 「実家 相続 売却 〇〇市」
- 「空き家 相続 どうする 〇〇市」
このような検索を行うユーザーは、すでに具体的な問題を抱えており、専門家への相談を検討している可能性が高いと考えられます。
そのため、地域名と悩みキーワードを組み合わせたページは、問い合わせにつながりやすいコンテンツになりやすいのが特徴です。
地域特化型コンテンツの具体例
地域名を含めたコンテンツを作る際には、単にタイトルに地域名を入れるだけではなく、地域の状況や実務のポイントを解説することが大切です。
例えば、以下のようなテーマが考えられます。
地域別の相続問題の解説
- 「〇〇市で相続放棄をする場合の手続きの流れ」
- 「〇〇県で空き家を相続した場合の注意点」
- 「〇〇市で相続登記を依頼する場合の費用の目安」
地域事情を踏まえた解説
- 地方で増えている空き家相続の問題
- 農地や山林の相続で注意すべきポイント
- 地元の家庭裁判所での手続きの流れ
このように、地域特有の事情を踏まえた内容を追加することで、検索ユーザーにとって役立つ情報になります。
地域キーワードは競合が少なくSEOにも有利
全国規模のキーワードは競合が多く、大手サイトやポータルサイトが上位を占めることも少なくありません。
しかし、
- 「相続 相談」
- 「相続税 対策」
といったキーワードに 地域名を加えるだけで競合が大きく減る場合があります。
例えば、
- 「相続 相談 富山」
- 「相続放棄 手続き 砺波市」
- 「空き家 相続 庄川町」
といった検索では、地域の専門家のサイトが上位表示されやすい傾向があります。
そのため、地域密着型の士業や専門家にとって、地域キーワードは非常に重要なSEO戦略と言えるでしょう。
悩みキーワード×地域SEOは相続サイトの基本戦略
相続分野のSEOでは、
「悩みキーワード × 地域名」
という組み合わせが非常に効果的です。
特に以下のようなテーマは検索されやすい傾向があります。
- 相続放棄
- 空き家相続
- 相続登記
- 遺産分割
- 相続税申告
これらのテーマに地域名を組み合わせてコンテンツを作成することで、
地域のユーザーに見つけてもらいやすいサイトを構築することができます。
結果として、SEOによるアクセス増加だけでなく、実際の相談や問い合わせにつながる可能性も高くなるでしょう。
集客を行う大前提はGoogleのスパムポリシー違反が無いこと
Googleは検索エンジンを欺く行為をしないようにスパムポリシーを公開しています。
検索エンジンを欺いて、検索順位を操作出来てしまうと、ユーザーにとって価値あるページが検索結果の上位に表示されて、不正を行ったサイトばかりが検索結果の上位を独占してしまうので、そのような行為を行っているサイトに対してGoogleはペナルティを課します。
ホームページ制作会社には、このスパムポリシーを十分に認識していない会社があります。これまでの経験からすると、かなりの制作会社がスパムポリシーを十分に理解していないと感じています。
スパムポリシー違反のホームページが納品されてしまうと、どれだけ良質なコンテンツを公開していても、Googleからの集客はほとんど出来なくなってしまいます。
ホームページ制作を依頼する場合は、制作会社がGoogleのスパムポリシーを十分に理解しているか確認しましょう。
ただ、依頼者もスパムポリシーについての知識が無いので、制作会社が「理解していますよ」と回答すれば、それを信じるしか無く、スパムポリシー違反のホームページが納品されても、それを正すことは出来ないので、業者選定はかなり難しいものになってしまいます。
弊社では、スパムポリシー違反をしない制作会社さんと提携しておりますので、良質なコンテンツの追加を行えば確実にアクセスが増えて行くホームページ制作を行っています。

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。










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