相続でサイトテーマを統一することがSEOの第一歩

2025年11月2日

サイトテーマとはどんなユーザーを狙って、どんな情報を掲載して行くかを決めることです。

サイトテーマはお店のコンセプトと同じで、誰にとって有益な情報が掲載されているのかを明確にすることです。

相続は弁護士、司法書士、税理士、行政書士などの士業の事務所のホームページで情報が掲載されることが多いですが、それぞれの士業のサイトの一取扱業務的な情報の出し方だと、サイトテーマの統一が出来ず、「相続」関連のキーワードで上位に表示出来ないことがあります。

相続でSEOを行う場合には、相続でサイトテーマが統一されていることが重要です。

「相続 地域名」で上位には相続に特化したサイトが表示される

ご自分の事務所がある地域で「相続 地域名」で検索すると、相続に特化した事務所のサイトが検索結果の上位に表示されているはずです。

これは、相続に特化した情報を集中的に掲載しているサイトの方がユーザーにとって有益な情報が掲載されているとGoogleが判断するからです。

「相続 地域名」で検索しているユーザーは、地域の相続の専門家を探しているので、相続専門のサイトが上位に表示されるのは自然なことです。

士業の取り扱い業務を混在させるとサイトテーマがぼやける

士業の事務所を開設されて、ホームページを作成すると、通常、それぞれの士業のホームページになると思いますが、それぞれの士業の取り扱い業務が混在しているサイトになると、サイトテーマがぼやけてしまって、「士業 地域名」では上位に表示される可能性がありますが、「相続 地域名」では上位表示出来なくなります。

そもそも、相続はかなり複雑でユーザーが直面する問題も多岐に渡ります。それらの疑問や問題に対する回答を掲載しようとするとかなりのサイトボリュームになるばずです。

これが、士業の取り扱い業務を広く掲載すると、ユーザーの疑問の回答としては、浅い情報になってしまい、ユーザーにとって有益な情報の掲載が出来なくなることが起こります。

どうしても、取り扱い業務を混在したサイトにする必要がある場合は、取り扱い業務毎にカテゴリーを作成してカテゴリー内に多くのコンテンツを掲載する必要があります。

相続で集客したい場合は相続に特化したサイトにする

統一

相続で集客したいのであれば、相続に特化したサイトを開設して、サイトテーマを絞り込んだサイトにすることが重要です。

士業の総合的なサイトとは別に相続専門のサイトを立ち上げるか、受注する業務を相続に限定するのであれば、士業のサイトを相続専門のサイトに作り替えると良いでしょう。

「相続 地域名」で検索した時に、相続に特化したサイトが検索結果の上位に表示されることから、同じ土俵に上がるためには、士業の取り扱い業務を掲載したサイトから相続に特化したサイトに変更する必要があります。

日記のようなブログもサイトテーマをぼやけさせる

相続のサイト内にブログを設置して、そのブログで日記のような日々の出来事を掲載するのもサイトテーマをぼやけさせる結果になります。

例えば、相続専門のサイトに「昼食に○○を食べた」とか、「○○士会の集まりがありました」のような情報は、相続と何の関係も無く、サイトテーマが薄まってしまい、相続に関連するキーワードでの上位表示が難しくなります。

集客を行う大前提はGoogleのスパムポリシー違反が無いこと

Googleは検索エンジンを欺く行為をしないようにスパムポリシーを公開しています。

検索エンジンを欺いて、検索順位を操作出来てしまうと、ユーザーにとって価値あるページが検索結果の上位に表示されて、不正を行ったサイトばかりが検索結果の上位を独占してしまうので、そのような行為を行っているサイトに対してGoogleはペナルティを課します。

ホームページ制作会社には、このスパムポリシーを十分に認識していない会社があります。これまでの経験からすると、かなりの制作会社がスパムポリシーを十分に理解していないと感じています。

スパムポリシー違反のホームページが納品されてしまうと、どれだけ良質なコンテンツを公開していても、Googleからの集客はほとんど出来なくなってしまいます。

ホームページ制作を依頼する場合は、制作会社がGoogleのスパムポリシーを十分に理解しているか確認しましょう。

ただ、依頼者もスパムポリシーについての知識が無いので、制作会社が「理解していますよ」と回答すれば、それを信じるしか無く、スパムポリシー違反のホームページが納品されても、それを正すことは出来ないので、業者選定はかなり難しいものになってしまいます。

弊社では、スパムポリシー違反をしない制作会社さんと提携しておりますので、良質なコンテンツの追加を行えば確実にアクセスが増えて行くホームページ制作を行っています。

まとめ

Googleは、ホームページを論文のように考えており、1つのテーマで深堀りしたサイトを高く評価します。

広く浅く情報を掲載しているサイトはどのページもユーザーの疑問や質問の回答としては、不十分で、ユーザーにとって有益なページでは無いと判断される可能性が高くなります。

1つのテーマで徹底して深堀りするには、「相続」に特化したサイトにすることが最も有効です。「相続」以外の士業の取扱業務が混在したサイトや日記のようなブログが掲載されたサイトを公開すると、サイトテーマがぼやけてGoogleから評価されないサイトになってしまいます。

相続

Posted by 清水 康次