外部対策は公的機関からリンクを獲得するのみ

2022年10月10日2023年11月24日

最低限の外部リンクを獲得する

ホームページを公開して、どこからもリンクが無いと、Search consoleに登録したり、sitemap.xmlの送信を行わないとGoogleは公開したホームページを見つけてくれません。良質な被リンクの獲得は検索順位の向上に大きく寄与しますのでとても大切です。

被リンクを少しでも多く獲得する方法などを調べている人も多いと思いますが、被リンク対策は積極的に行う必要はありませんが、最低限のリンクの獲得は行うようにしましょう。

良質な被リンクを獲得出来るとランキングは一気に上昇する効果があるので、とても重要な施策ではありますが、無料ブログからの自作自演リンクやサテライトサイトからのリンクや、有料リンクでリンクを増やすことは、Googleからランキングを操作する目的のスパム行為と判断される可能性がありますので、おすすめ出来ません。

SEOの基本は内部のコンテンツの充実が王道の施策ですが、被リンクはある程度の数が必要です。被リンクが全く無いと、Googlebotの巡回が少なくなり、コンテンツの理解がなかなか進まず、上位表示が難しくなります。

過剰な被リンク対策はペナルティを受ける可能性があるので要注意

自分でリンクが設置出来て、登録にあたって審査の無いディレクトリ型の検索エンジンなどは質の低いディレクトリでGoogleからペナルティを受ける恐れがあります。アクセスアップリンク集などのページには安易に登録しないようにしましょう。

また、SEO業者が設置する外部リンクは有料リンクなので絶対に契約してはいけません。有料リンクはGoogleも通報窓口を開設している程で、かなり強い取り締まりを行っていますので、SEO業者は「自分が設置するリンクはGoogleからペナルティを受けない」と言いますが、絶対にそんなことはありません。

積極的に外部リンクを設置する手法はペナルティのリスクを高めるだけで、結果としてサイトの価値を大きく落とすことになります。

はてなブックマークに登録する

はてなブックマークはソーシャルブックマークで、自分のブックマークを他のユーザーと共有できるものです。通常、SNSからのリンクはnofollowになりますが、はてなブックマークからのリンクはnofollowにならず、リンクはランキングの評価に含まれます。

はてなブックマークからのリンクは以前よりもランキングへの影響度は低下していると言われていますが、それでもブックマークした方がブックマークしないよりも良いです。

はてなブックマークの運営母体も自身のサイトをブックマークすることとは何も問題無いとしていますので、自身のサイトをまずブックマークしましょう。

商工会議所などからリンクを設置してもらう

地域で商売を行うと、地域の商工会議所などににも入会すると思いますが、商工会議所などからのリンクもランキングにプラスの要素があります。公的機関で、中小企業への支援策などを随時掲載しているので、つねねに鮮度の高い情報が記載されていて、有効なサイトです。

都道府県の中小企業支援機関からリンクを設置してもらう

都道府県にはそれぞれ中小企業の支援機関があります。このような支援機関も部署毎に支援策を常に更新していて、中小企業にとっては良質なコンテンツを公開しています。このような支援機関は都道府県庁からのリンクももらっているので、サイトとしての評価も高くこのサイトからのリンクもランキングにプラスに働きます。

取引先などからリンクが可能であれば依頼する

リアルのビジネスで取引があり、関連性の高い会社からリンクを設置してもらうことが可能であれば、リンクを依頼しましょう。

被リンクの重要性は高いので、多くの取引先を持っている大企業は多くのリンクを集めることが出来るのでとても有利でが規模の小さい企業でも出来るだけ多くのリンクを獲得することはメリットが大きいです。

リンク集からのリンクの価値は低い

ただ、上記で紹介した商工会議所や都道府県の中小企業支援機関からのリンクはリンク集になるのがほとんどなので、作成されているページには内容が無く、リンクそのものはあまり高く評価されない可能性があります。

また、登録すれば全てのサイトが登録されるリンク集は質の低いディレクトリに分類され、Googleのリンクプログラムに抵触するリンクです。

商工会議所や都道府県の中小企業支援機関からのリンクは商工会議所の会員か、都道府県に所在地があるなど、一定の基準があるので、質の低いディレクトリには該当しないと考えられます。

公的機関からは多いリンクを獲得することは出来ませんが、申請すればほぼ確実にリンクが得られるので、リンクが得られる条件に該当する企業は活用しましょう。

基礎となるリンクを公的機関から受けて良質なコンテンツの公開に努め、自然発生リンクが増えるようになれば、webサイトの上位表示が可能になります。

良質なコンテンツを掲載して自然発生リンクを待つ

被リンクの獲得のために低品質なリンク集に登録したり、過剰に相互リンクを行うのは逆効果です。ユーザーの検索意図に対する回答となる良質なコンテンツの掲載を続けて、自然発生リンクが付くのを待ちましょう。

自然に貼られるリンクはリンク元がGoogleからペナルティを受けていなければランキングに大きなプラスになります。

被リンクが少ない間は、上位に表示されやすく、競合も少ないロングテールキーワードで上位に表示されるのを目指し、チベーションの高いユーザーにコンテンツを見てもらいましょう。

ロングテールキーワードは問題を解決したいと熱望しているユーザーが多いので、被リンクの獲得が出来る可能性が高いです。

良質なコンテンツを定期的に更新するように運用を続け、意図せず自然に設置されるリンクはGoogleからも評価されます。ランキングが飛躍的に向上する程多くのリンクを獲得するのはかなりの時間を要しますが、ユーザーに向けた情報の発信を続けることが被リンク獲得の唯一の方法だと認識しましょう。

より詳しい情報や参考になるページへのリンクが自然なリンク

Googleから評価される自然なリンクはページにユーザーにとって価値のあるコンテンツが記載されていて、ページ内のキーワードをより詳しい情報や参考になる解説のあるページへ設置したリンクです。リンクがユーザーにとって価値を提供していれば、良質なリンクです。

ユーザーにとって価値を提供していないリンクはGoogleからの評価を落とす可能性があります。低品質と思われるリンクは否認しましょう。

無料ツールを作成してリンクを獲得する

無料ツールもユーザーにとって役に立つ良質なコンテンツに分類されるものですが、テキストで説明したコンテンツよりも分かり易く、ユーザーにとって便利なツールを作成して被リンクの獲得を行うのはとても有効な方法です。