ホームページの「ひと気(ひとけ)」の効果と取り入れ方法
ホームページの運営において「ひと気(ひとけ)」という言葉が使われているのを聞いたことがありますか?
ひと気(ひとけ)はホームページを利用して集客を成功させるために、実はとても重要な要素となります。
今回の記事では、その「ひと気(ひとけ)」とは何か、なぜ重要なのか、ということについて分かりやすく解説いたしますので、どうぞ最後までご覧いただき、HP作りの参考にしていただければと思います。
目次
ホームページの「ひと気(ひとけ)」とは?
「ひと気(ひとけ)」とは、一般的に、人の気配や人がいる様子を表す意味として使われています。「人気」とも書かれますね。
例えばお店に入ろうとする時に、他に誰も来店客がいないと入るのを不安になったり躊躇した経験はありませんか?
このように、人がそこを利用しようと決める際そこにひと気があるか無いかは大きく影響しています。
ホームページの場合も実は同じ効果があり、例えばWebサイトのTOPページに人物が写った写真があるかどうかでそのサイトやサービス、企業の雰囲気に対するイメージが変わるのです。
ホームページの「ひと気(ひとけ)」による主な効果
ホームページにひと気(ひとけ)を取り入れた場合、具体的にどのような効果があるのでしょうか。以下に主なものを紹介します。
安心感
ホームページにひと気があることで、たまたまあるいは検索して訪れたお客様に安心感や信頼感、親近感といった気持ちを与える効果が期待できます。
例えば、会社のホームページであれば代表者やスタッフの写真が何も掲載されていないと、どのような会社なのか少し不安に感じるということはありませんか?
対面ではないホームページであっても、やはり人の姿が見えるかどうかはこれからサービスの利用や商品の購入を検討しているユーザーにとって大きな安心材料となるのです。
特に相談などのサービスを提供されている業種であれば非常に重要な要素となります。
問合せが増える
ホームページにひと気があり、上記のように安心や信頼、親しみを感じることが出来たサイトに対して、お客様はアクションを起こしやすくなるというメリットもあります。
知りたい情報や疑問の問合せにつながることはもちろん、例えば求人サイトである場合には応募者がひと気のないページよりも増加する傾向にあります。
ひと気のないホームページでは、問合せ以前に不安や不信感を持ってしまい、次のアクションが取りづらくなります。
ホームページに「ひと気(ひとけ)」を取り入れる方法
それでは、ホームページにひと気を出すためにどのようなことをすれば良いのでしょうか?
すぐに取り入れられる具体例を紹介していきましょう。
TOPページに人物の入った画像を掲載する
ホームページ内で使う画像に人物の入ったものを選ぶと、簡単にひと気を演出することが可能です。
実際に働いている職員などではなくロイヤリティフリーの人物写真でも大丈夫。人物は、一人では無く、多くの人が集まっている写真の方がひとけを演出出来ます。
サービスの内容にもよりますが、笑顔や温かく明るい雰囲気の写真にすることがおすすめです。
完璧に整ったサイトにしない
実店舗で、ひと気の多いお店は、商品の陳列が少し乱れたり、飲食店だったら、椅子が整然と並んでいなかったり、前のお客様の器がテーブルに残っていたりと、その日のオープン時よりも乱れているものです。
ホームページデザインでも完璧に整ったスタイリッシュなデザインにはせずに、意図的に少しバランスを崩したデザインにすることで、ホームページが冷たい感じにならず、ひと気を感じてもらえるようになります。
代表者や社員からのメッセージやお客様の声を掲載する
ホームページのひと気は、人の写真だけではなく文章でも演出することが出来ます。
会社の名前や住所、tel、営業時間といった概要や案内のみを載せて終わらせているホームページもよく見かけますが、それではせっかくのホームページを活かすことは出来ません。
例えば代表者からの挨拶や、働くスタッフからのメッセージ、お客様の声などでひと気を出すようにしましょう。
人物の画像を入れることが難しい場合はせめてこのような文章だけでも掲載すると良いかと思います。
ブログ等のコンテンツを設置することも効果的です。
SNSを連携させる
ホームページ内だけでなく外、つまりFacebookやInstagram、X(旧Twitter)等のSNSを使用してホームページに連携することで、よりひと気を感じさせることが出来ます。
特にSNSの場合、多くの写真を投稿してお客様に見せることが出来ますし、リアルタイムで最新の情報や関連する事柄を伝えること、コメント欄などで他の人からのアクションを見せることが可能です。
アカウントは無料で簡単に作成出来ますから、ぜひ活用していきましょう。
こまめな更新
SNSも同様ですが、ホームページや設置しているコンテンツをこまめに更新することでもひと気を感じることが出来ます。
SEOの観点からもこまめな更新は効果的ですし、頻繁に更新されていることで情報や会社に対する信頼感、安心感も高められるため、ホームページを開設したら放置せずに更新することが大切です。

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません