中小企業診断士のホームページ制作に必要な3つのこと

2023年5月8日

中小企業診断士とは、中小企業の経営課題に対応するための診断や助言を行う専門家ですが、経営だけではなくビジネスやキャリアに関する様々な面で企業の成長を支援する活動や、中小企業と行政や金融などの機関とを繋ぐ重要な役割を果たしています。

難関な試験を突破し、中小企業診断協会に登録することで中小企業診断士になれるわけですが、弁護士や公認会計士、司法書士、税理士等・・・士業と呼ばれる中にありながら、一般的には認知が低くあまり馴染みがない職業かも知れません。

それゆえ、中小企業診断士として独立・開業を予定している場合は、中小企業診断士はどのような業務、サービスを行っているのか、何を相談できるのかといったことを広く社会に発信していく必要があります。

そこで重要なツールとなるのが「ホームページ」です。

今回の記事では、中小企業診断士が集客できるホームページを作成するために考えなくてはならないポイント3つを解説します。

どうぞ最後までご覧ください。

中小企業診断士

中小企業診断士がホームページを作成する時にすべきこと

1.目的を明確化すること

中小企業診断士がホームページを作成する目的は何ですか?

まずは目的を明確に定めることがホームページの方針を決める上でも非常に重要なポイントとなります。

ただ集客したい、認知を広げたい、というのではなく、具体的に地域を絞って「〇〇で集客できるようにするため」であったり、幅広い業務の中から「特定の分野で集客を行うため」であったりと、具体的に目的を設定します。

2.ターゲットを具体化する

次に、ホームページを見て欲しい人、集客したい人=ターゲットを具体的に決めます。

具体的とは、年齢、性別、職業、職場、年収、居住地、趣味、習慣、休日の過ごし方など、1人の人物の詳細なプロフィールを一覧で作り上げます。

そうすることで、ホームページのデザインや必要なコンテンツ、案内する情報、アピール内容などを絞り込むことができるのです。

中小企業診断士であれば、これまで対応してきた顧客から「こういう人に来て欲しい」というイメージがつきやすいかと思います。

3.強みを作る

ホームページのターゲットが決まったら、その後は競合他社との差別化を図るためにも自分の強みをはっきりさせましょう。

中小企業診断士の業務は自由度が高く所謂「なんでも屋」のような側面もありますが、顧客にアピールするには「何でもできます!やります!」よりも、「これなら任せてください!」と言える方が選ばれる可能性が高まります。

『なぜ私を選ぶべきか』

そんなところをはっきりと打ち出せる中小企業診断士は依頼や相談をする側にとっても心強いですよね。

強みを見つける方法

「そうは言っても、自分の強みと言えるような特別なことはない・・・。」

とおっしゃられる中小企業診断士の先生もいらっしゃいます。

強みを見つけるために、まず、ご自身の経歴や知識、能力、取得した資格、人脈などを棚卸することから始めましょう。

そこから、強みになるものを掘り下げていきます。

自分のことを単純に「中小企業診断士」と紹介するよりも、「〇〇に強い中小企業診断士」「〇〇のことなら何でも相談可能な中小企業診断士」等、具体的な特徴を表す方が人の目にも留まりやすく、専門性の高さを感じさせます。

また、「〇〇市で〇〇のご相談ならお任せ下さい」というように、事務所のある地域を絞ってアピールすることも、競合がいない地域ならば特に集客力が高まります。

課題解決事例を掲載する

中小企業診断士として持っている一般論をどけだけ掲載しても、依頼する側の中小企業にとっては何を解決してくれるのか分かりません。

様々な中小企業の経営課題を解決した事例を詳細に掲載することで、問題を解決したいと思っている中小企業が検索しているキーワードでヒットするようになります。

企業側としてもどうしても解決したい問題に近い解決事例が掲載されていれば受注に繋がる可能性が高くなります。

依頼したい企業が知りたい情報を掲載する

中小企業診断士の支援を活用したい企業は、現状に何かしらの課題を感じています。ただ、この場合、経営者は手段を考えていることが多く、現状やゴールを明確に設定していないことが良くあります。

現状把握も、経営者の独断であって、幹部や社員との認識のズレや、数値などのデータに基づいた現状認識では無いことが良くあります。このような経営者に対して、企業の強みと弱み、周辺環境や競合などの現状把握を正しく行うこと、そして、目指すゴールを明確に設定して、様々なサポートが可能なことを出来るだけ具体的に掲載するようにしましょう。

企業側は○○戦略などのキーワードでは検索しない

経営課題の解決をしたい中小企業が、販売戦略や事業戦略、生産戦略などのキーワードでは検索しません。ユーザーの検索行動と言うのは、具体的に解決したい問題や課題をキーワードにして検索します。

○○戦略と言うキーワードは手段なので、ユーザーが解決したい問題では無いため、検索はほとんどされません。

様々な企業支援の中で、経営者が解決したい問題として挙げたキーワードを元にコンテンツを作成するのが有効な集客のポイントです。

中小企業診断士の知識はWeb制作にも活かせる!

そもそも中小企業診断士は、経営に関連する様々な知識(経営理論や財務会計、人事、マーケティング等)を持っており、ホームページ制作にもその知識や経験を活かすことが出来ます。

そのため、ホームページ制作を外部の業者に依頼する際もすべて任せるのではなく、以上であげたような事前に考えておくべき事項や、事業の戦略を立て、集客するためにどのようにサイトを作るか、ということを提案し一緒に作成していくことが出来るでしょう。

しかし、ホームページでの集客に必須となるSEOは、知識だけでなく経験とノウハウがないと、なかなか効果を出すことが出来ません。

Google等の検索エンジンで特定のキーワードを検索した際、自身のホームページを上位に表示させるための対策であるSEO。

Find contentはSEO専門会社として、多くの企業のホームページのアクセス数を大幅に増やしてまいりました。

ターゲットにどのような情報提供をすれば良いか、どのようなサイトにすれば良いのか、効果的なサイトマップは?等を徹底して調査、分析し、集客力の高いコンテンツ作りやアドバイスを行います。

集客に悩まれる中小企業診断士の皆様、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。