行政書士が成果を上げるホームページ制作を行うコツ
行政書士事務所を開業された皆様は、同時にホームページ制作についても検討されているのではないでしょうか。
しかし何から始めたらよいのかわからない、という方も多いかと思います。
そこで今回は、行政書士がホームページ制作を行う際に知っておきたいホームページの役割やホームページが必要な理由、制作のポイント、集客の効果が高いSEOについて紹介します。
目次
行政書士のホームページの役割
信頼性を高める
2022年現在、日本の企業の約9割がホームページを開設しています。
つまり今やホームページを持っていることは当たり前という状況。ユーザーがサービスを利用しようとしてインターネットで検索をした結果その企業の公式HPが出てこないと、このご時世に自社のホームページも開設していないのは何故?と不信感を抱いたり、最初から選択肢に入らないという状況になることは少なくありません。
事務所のホームページでより詳細なサービスの内容や理念、行政書士の先生についての情報が知りたいというお客様の声に答えることは信頼を獲得するために重要なのです。
Webからの集客・営業
行政書士は税理士や弁護士、社労士、会計士などの他の士業と異なり、顧問契約を行うケースが少ないという特徴があります。
また、公的な仕事を行う機会や求人数も少ないため、ウェブからの集客はホームページ制作において重要な役割となるでしょう。
ただし、ただホームページを作っただけでは集客につなげることは出来ません。以下でまた解説させていただきますが、しっかりと効果を出すためにはマーケティングも必要となってきます。
地域によっては、「行政書士」で検索しても行政書士事務所のホームページが上位に表示されない地域もあります。このような地域では、充実したホームページを開設することにより、検索結果の上位表示されて、集客力が高まり、顧客を増やすことが可能になります。
行政書士のホームページ制作のコツ
事務所の専門分野をアピールする
行政書士が行う業務は多岐に渡り、扱う書類にも膨大な種類があります。サービスの対象が個人なのか法人なのか、またどのような書類に特化しているのかといったことをホームページで明確に示すと行政書士を探しているお客様に親切ですし、強みや特徴を出すことで他の事務所と差別化され、選ばれやすくなるという効果も期待できます。
サービス内容を明確に伝える
行政書士への依頼の流れや業務ごとにかかる日数、料金やプランなどの目安や相場をこれまでの事例と合わせて明示することで依頼をする側に安心感を与えることが出来ます。
その際は法律などの専門用語は使わず、一般の人でも分かりやすい言葉で説明することで親しみやすく、顧客に寄り添って丁寧な対応をしてもらえそうだ、と感じさせることが可能です。
業務は多岐に渡りますが企業をターゲットにした方がリピートを受けやすい
行政書士の業務は多岐に渡りますので、どの分野を専門に行うかはそれぞれの判断になりますが、一つ言えることは、個人をターゲットにするよりも企業をターゲットにした方が、継続的なリピートに繋がります。
例えば、ビザの申請を行う場合、個人のBビザやJビザの申請も当然行いますが、企業やビジネス向けのEビザをメインにすると、リピートの発注を得られるようになるので経営は安定します。
また、食品の営業許可を取り扱うと、多店舗展開したり、違う食品に進出するなどで継続した受注が得られる可能性があります。
もう一つは助成金の申請書類の作成代行を狙うのも一つです。助成金の申請は申請する企業が記載して申請を行うことも出来ますが、企業によっては手間や労力を嫌う場合もあります。助成金を純利益として得られると考えれば社内の労力も大きな問題では無いと思いますが、社内で対応するのが面倒だと考える企業をターゲットにすればある程度の受注件数になると思います。雇用関係の助成金は社労士の業務範囲ですが、それ以外の助成金の申請代行は行政書士が代行することも十分にあり得ます。
行政書士のSEOキーワード
「ビザ申請」の月間検索数が2,900件で、「帰化 申請」が3,600件。「永住 権」が6,600件。その他にビザを各国の様々な種類をターゲットキーワードにすればかなりの集客が可能になります。
「建設業許可」が27,100件。「飲食店営業許可」が4,400件です。「食品営業許可」には様々な品目や関連キーワードがあり、例えば「菓子 製造 許可」が2,400件。「喫茶店 営業 許可」が720件。「喫茶店 営業 許可」が390件ありますので、それぞれの品目に対する説明を記載したコンテンツがあれば集客が可能です。
情報の更新は忘れずに
ホームページは公開したらそれで完了というわけではありません。
ニュースや事務所の情報はこまめに更新し、常に最新の状態にすることが大切です。情報が古いままであったり、いつ見ても更新されていないホームページでは信頼も得られませんし集客につなげることも出来ません。
ブログやコラム等のコンテンツを掲載している場合にも、定期的に新しい記事をアップすることを心がけましょう。
行政書士事務所のアクセスの推移
ビザの申請代行を行っている行政書士事務所のホームページのアクセス数の推移です。このサイトはホームページを制作した会社がコンテンツの更新の重要性を行政書士事務所に言っており、毎日ブログを更新しておられましたが、残念なことにブログのタイトルが個別記事のタイトルにならず、全てのページのタイトルが「blog」となっていて、本来獲得できるはずであったアクセスを全く獲得出来ていませんでした。また、h1タグも適切な記載ではありませんでした。
blogのタイトルを個別投稿のタイトルが反映されるようにして、さらにランキングに悪影響のあるリンクを否認して、アクセスを改善しました。
行政書士のホームページ制作はプロの制作会社を活用しましょう
行政書士の方でも自分でHPを作れるという方はいらっしゃるでしょうし、今は作り方について教えるサイトや、簡単な操作でテンプレートやサンプルの中から好みのページやデザイン作りが出来るツールの提供も無料から有料まで様々なものがあり、自分で作ることで初期費用を抑えることも可能です。
しかし事務所のホームページは自身の趣味ではなく、ビジネスとして役割や目的を達成するためのものです。
誰をターゲットにするか、ユーザーが画面を閲覧する時に一番最初に表示されるトップページの画像は何にすれば有効かなど細かな部分まで考える必要があり、実際に集客のためのホームページ制作の経験がないと難しい部分があります。また、制作した後の運用や管理も人手や時間が足りず大変という場合もあるでしょう。
そのため、ホームページ制作をトータルでコンサルティングしてくれる会社を活用することもおすすめです。
スタッフが企画の段階から打ち合わせを行い希望に沿ったシステムやデザインを構築し提案、制作後のサポートも行ってくれるので、悩みや質問があれば気軽に相談されると良いでしょう。
行政書士のホームページ制作にはSEOが必須
行政書士を探しているユーザー、いわゆる見込み客は、必要なサービスが明確になっている段階にいることが多く、ただ漠然と行政書士や事務所を検索するというよりも、より具体的に依頼する先生や事務所を検索する場合がほとんど。
また、行政書士が行っている業務(遺言、相続、法人の設立、外国人の雇用、土地利用、自動車etc・・・に関連する書類の作成や相談、官公署に提出する手続き)について必要な情報となっている方がその方法や悩みを解決するために具体的なキーワードを入力して検索をかけるため、お客様のニーズにしっかりと応えられるホームページを用意していることで集客を成功させる可能性が高くなるのです。
Webでの集客にはリスティング広告やSNS(Facebook、Twitter、Instagram等)を使った方法もありますが、SEOは広告費用をかけ続ける必要がなく、一度成功するとクリック率が各段に上がり、問合わせや売上に大きな効果を出すことが出来るというメリットがあります。
SEOはGoogleやYahoo!等の検索エンジンで上位表示をさせる目的で行いますが、やはり成果を出すコンテンツを作るには専門の知識やノウハウが必要です。
せっかくホームページを制作したのであれば、SEO専門会社に相談、依頼を行って確実に成果の出せるホームページを作ることをおすすめします。
まとめ
行政書士のホームページ制作には信頼性の獲得やWebからの集客といった役割があり、その役割や目的を達成するにはホームページのデザインだけでなく、マーケティング戦略や対策も必要となります。
特に必須となるSEOには専門知識やノウハウが必要となるため、専門会社に依頼することがおすすめです。
Find contentは富山県を拠点としたSEO専門会社ですが、富山県内の地域に限らずこれまでに全国の企業のサイトのアクセスを大幅にアップさせてきた多数の実績がございます。この実績を元にGoogleから評価を落とさず、更新を継続してユーザーにとって価値ある情報の公開を続けていれば確実に有効なアクセスを獲得出来るホームページ制作も行っております。
SEOに強いサイトと言うのは、ユーザーが検索するキーワードに込められた疑問や質問に対して丁寧で詳細な記載をしているページを多く持っているサイトです。
ユーザーの検索行動は解決したい問題や疑問の回答を探して検索します。Googleはその疑問に対する最良の回答が掲載されているページを検索結果の上位に表示しようと毎日アルゴリズムの更新を行っています。Googleが上位に表示しているページがユーザーの疑問に対する回答として満足出来ないページばかりを並べるとGoogleのビジネスモデルは成り立たなくなります。
つまり、ユーザーの疑問に対して十分な回答が掲載されていないサイトは検索結果の上位に表示されないと言うことです。
Googleが公開している「検索エンジン用にサイトを最適化する(初心者向け)」には、
- 完全な情報を提供する: 必要事項をすべて記載してください。Google がページ内容を推測することはありません。と掲載されています。
人間はページに掲載されている情報から「ここに記載されていることはこ言うことかな」と推測することが出来ますが、Googleはロボットなので、記載されているテキストだけで判断します。
ホームページに掲載する情報は、実際に営業してお客様と対面で話したり、質問された時の回答のような詳細に渡って掲載することが最も有効なSEOです。
ユーザーが検索するキーワードの検索意図はユーザーによって様々で、とても軽い疑問の解決をしたい場合もあれば、切実に解決したい問題があって、その解答を探している場合もあります。このような切実で切迫しているユーザーの疑問や質問に対する回答を掲載すると、検索結果の上位に表示されやすくなりますし、「これだけ詳しい会社なら依頼したい」となって、お問合せにも繋がり易いサイトになります。
SEOの本質はユーザーの疑問に対する丁寧な回答で、ホームページ制作ではGoogleのガイドラインに違反するようなネガティブ要因を排除することです。
サイトの内容が貧弱なのにタグの強調や被リンクによってランキングを操作しようとするとGoogleからペナルティを受けて壊滅的な状態になります。
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過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。
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